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私たちの基本

人にやさしい住まい

愛知県は国内でもトップクラスの早い時期の1995年頃、「人にやさしいまちづくり条例」を作成、1997年から施行しました。

当時からしばらくは、バリアフリー=車椅子での生活を見越した、当時の建設省住宅局の「長寿社会対応設計指針」に習ったものです。分かってきたデーターでは、高齢期に自宅で車椅子生活を送られる方は、10%弱とのことです。それへの備えを優先するより、健常での生活を過ごしやすい住環境を優先して設計し、何処まで対処を見越しておくか?が重要になっています。

当事務所は、その分野では長寿社会の到来が言われ始めた、1993年頃の黎明期から取り組み( 人にやさしい街づくりネットワーク連絡会事務局)、様々な相談員活動(なごや福祉用具プラザ住宅改修相談員)に基づく設計や、講師の実績(所長のプロフィール参照)があります。

私達は、もっと広範囲に解釈して、高齢者や、ひとに優しいと言われる設計を心がけています。
家族が集まり、みんなで使うスペースと、個々のスペースの関係、上下階を繋ぐ階段の位置、浴室などの水周りへの移動動線によっても、スムーズで合理的か否かで気持ちに影響を与えます。

それらを使いやすくまとめることが、家族にとってやさしい、人にやさしい家となることを信じています。